好きな人、モノ | ||||
THE BOOM | 勉強熱心でいろんな音楽を取り入れるバンド。だから好きというわけではなくって。ヴォーカルのミヤの書く言葉がとても好きなんだろうなぁ。 個人的に好きなアルバムは「フェイスレスマン」。技術的なものよりも気合の方が勝ってる気がしてイイ。でも、技術的に洗練されてきた「トロピカリズム」も好き。 ミヤの声が今後どのように変わっていくのか少し気になるかな。 |
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矢野顕子 | だめなんですよ、この人の歌は。もう歌声を聴くとホワワーンとなって「もう声を聴くだけでどうでもいいやぁ〜」なんて気分になってしまう。 好きなのはピアノ一本で歌い上げた曲が好きだから「Super Folksong」をよく聴く(これしかもってないという話も)。 |
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ティム・バートン | この映画監督が作る映画は細部までとても凝ってできてて、見る度に映画に注がれた愛情のようなものを感じることができてスキ。 見ててつい、「ウフフフ♪」とほくそ笑んでしまう(男がコレをやるとかなり気持ち悪そうなので最小限にとどめることを忘れない)。 バットマンを初めて観たときの映像の美しさには参ったなぁ。バットマンのおっさんは地味だったけど。 好きな映画は「マーズアタック」。でもどれも結構好きだなぁ…。 |
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池澤夏樹 | 小説「スティル・ライフ」の冒頭の文章でコロリとやられました。何度もそのひと段落をページをめくって読み終えるたびに「うーん、すげぇ!」とうなり、また最初に戻って読み直す。初日はその段落で満腹して読むのをやめた気がする。 小説の書き出しの一文ってのを結構気にするぼくだけど、この作品はひと段落ごとぼくにとってかなり衝撃的だった。 「世界は君のためにあるのではない」なんていきなり突き放すような始まり方だったからかな。 どちらかというと作品よりもエッセイを読んで楽しんでます。観察眼鋭いなぁって思う。で、淡々と書く。冷静そうなこの人が「!」(びっくりマーク)を使うとちょっと自分の中では意外に思えて笑ってしまう。 ぼくの中での愛称は「ナッキー」 |
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本田勝一 | 長野県伊那谷出身のジャーナリスト・作家。友人のSに勧められて借りて読み(彼にはムーンライダーズやらNBAやらいろんなものを教えてもらった。でもパンクははまらなかった)、ハマった。初めて「思想」らしきものを知った。 多分、今の自分を構成する大元はこの人の影響かも。 手始めには「しゃがむ姿勢はかっこわるいか」をオススメします。普通の本屋よりは大学の生協のほうが見つかりやすい気がする。 |
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糸川英夫 | 中島飛行機で戦闘機「隼」を作った人。高校で初めて講演を聴いて面白いジジィやなぁと思ったのがこの人との出会いの始まり。上田市のジャスコのトイレで何故か逢った事も。 「隼」設計者、工学博士(音響工学の方だったっけな)などときくと結構オカタイ人に思えてしまうが、それよりも60を過ぎてからクラシックバレエをはじめたりバイオリンを作ってみたりとチャレンジ精神旺盛な方(もうこの世にいないのが残念)。綺麗だなと思ってケシの花(覚せい剤つくれる花ね)を初恋の人にあげようとして母親に怒られたり。 オススメは「八十歳のアリア」、「新解釈『空』の宇宙論」。サラリーマンの方には「創造性組織工学講座」なんてオカタイネーミングの本も。 |
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グスタフ・クリムト | ロートレック、シャガール、ゴッホ、ミュシャ、ビアズリー、レンピッカ、シャオカン、夢二、又造、虎次郎…いろいろ好きな画家はいるけれど、この画家の「接吻」が絵を観るのが好きになったきっかけ。弟子のエゴン・シーレとの関係も面白いなと思う。まぁどっちもエロいか。 |
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高村光太郎 | どこまでも孤高。 ガッシリと骨太で、精神をとことんまで削り、追い詰め、ひとつ間違えば気を狂わすのではないだろうかと思うようなくらい緊張感の漂った彼の詩。真剣勝負でいかないとこちらが叩ッ斬られてしまう。 |
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細野不二彦 | 漫画「リザベーションプリーズ!」「ママ」「太郎」「愛しのバットマン」「ギャラリーフェイク」の作者。 どーも好きです。かなり好きです。やっぱり好きです。すんごく好きです! 厳密に言うのなら作品は好きだけど、作者の素顔は全く知らないから順序は違うのかも知れないけれど、でも知らないけどいい人でしょう、きっと。 |
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