No.14　宇宙旅行をする日

先日、一つの新聞記事を見つけ、釘付けになった。

「アメリカの民間宇宙船、高度100kmを達成。」

最初は記事よりも異常な形状をした飛行機らしきものの写真が目に入り、 それが宇宙船だとは思いもしなかった。
自分の想像できる宇宙船といえばスペースシャトル。
ところがこのスペースシップ１はスペースシャトルとは羽がえらく異なる。
オービターなんて紙飛行機のような羽だけど、このスペースシップ１は
両翼端にラダーとエレベーターがついている感じ。エルロンらしきものがないような･･･。
エルロンとエレベーターと兼ねてるのかな。
（スペースシップ１はこんなかたち）

次に驚いたのはこの機体の大きさ。両翼端間がたったの５ｍ程度。
恐ろしく小さい。グライダーよりも小さい。
合理化されて、飛行、滑空をするだけの機体。
それでもそんな大きさで１００ｋｍの高度を獲得したのはすごいことだと思う。

たぶん、この大きさだからキャビンにこもりっきりで、
無重力の中を泳ぐことはできなかったのだろうけど、
それでも宇宙の入り口まで行ったパイロットの喜びは相当のものだと思う。
宇宙がグンと身近になったような気がして嬉しいニュースでした。
気になるのは宇宙旅行時代が来たときのお値段と体力。
マッハ3.5って･･･。

漫画の「Moonlight　mile」も面白いです。
映画の「ガタカ」も最高です。
とりあえずしばらくこれで妄想の中を宇宙旅行しておこうかなと思う今日この頃。

(2004/6/25up)

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