No.1　　本棚サーフィン

　最近、図書館にちょこちょこと行く機会が増えた。
街中に行っても買いたいものは無いし、買い物をするほどの財布の余裕も無い。

今いる福島県も以前に自分が住んでた長野県のように温泉が多いし、 車で一時間も走ると裏磐梯のように自然が豊富なところに気楽に行けるけど、 そうそう行ってられない。

そうするとどこで時間を過ごそうかと思うと図書館が一番オキラクな所になる。 インターネットも使えたりするし、実にさまざまな種類の本が置いてある。
とってもイイ！一日中図書館に引きこもるのも全然苦にはならない。

ぐるぐると本棚の間を徘徊して適当に本を漁っては次の本棚に移る。
この本を取って座って読むぞー！
なんて思っても、もっと面白い本が置いてあるのではと思って更に徘徊を続けてしまい、 なかなか落ち着いて座って読む気になれなかったりする。 優柔不断な性格だと本を読むよりも探してる時間の方が長いような気もする。
そして結局は最初に目的とした本ではないものを手にとって読むことも多い。

ネットサーフィン(死語？)の本棚版みたいな気分。
興味の流れゆくまま。

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